ふとDVDのレンタルリストを眺めていたら、ダンテ・ラムで未見のものを発見。
しかもリッチー・レンが出てるじゃないの。
なんで私借りてないの。
というわけで、すぐさまレンタル。
リッチー・レンは本部のエリート警官で、
レオン・ライが所轄の暴力刑事。
あれ?キャスティング逆じゃないの?
と思っていたら、ああ、そういうことかと。
うん、これはアリ。全然アリです。
相変わらず、説明不足のまま観客を置き去りにして、
ド派手なアクションと泥臭い演出でぐいぐい引っ張っていくダンテ・ラム。
このハードボイルドな作風、すごく好み。
話の筋を考えたら負け的な(笑)。
ボギーの「三つ数えろ」とかも何度見てもよくわからないし、これでよし(笑)。
言うまでもなく、アクションは最高。
特にレストランの銃撃戦!
くるぞ、くるぞ、とドキドキさせつつ(ジョーズのテーマが流れる、あの感じ)怒涛の撃ち合い。
もう、私の中ではデ・パルマの「カリートの道」と並ぶかっこよさ。
リッチー・レンが銃を構えるのに1秒かからない速さで、こうでなくちゃと。
レオン・ライですら、振り向いて撃つのに3秒かからない(笑)。
香港アクションはこうでなくちゃ。
銃撃シーンだけもう一度見直そう…(笑)。
でも、妊婦さんがひどい目に遭う描写はキツかった。ツライ。