へっぽこ店主の日々雑記

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「リトル・ランボーズ」





録画してそのままにしていたのをやっと見た。
で、映画が始まってすぐにもっと早く見ればよかったと思った。
それくらい冒頭から引き込まれた。

映画「ランボー」公開当時のイギリスが舞台。

主人公の少年の家がちょっと特殊。
アメリカでいえばアーミッシュみたいな感じなのかな。
一家で厳格な宗教に入っていて、
質素で俗世の娯楽を排除した生活をしている。
TVとか音楽とか一切ダメ。
MTVが幅をきかせはじめた80年代のイギリスなのに。

で、そんな主人公が同じくはみ出し者の少年と出会う。

その出会いがいい。
2人ともそれぞれ授業中の教室から出て廊下へ。
誰もいない廊下の遠くにお互いを確認。
集団からはみ出した時に仲良くなるんだよね。
こういうの、あったなあ。
まあ映画では、相手がいきなりボールを投げてくるわけだけど。

純朴だけど厳しい家のせいで何かと押さえつけられてる主人公と、
両親が傍にいなくてやりたい放題の問題児。

こんな2人が「ランボー」に影響されて映画を撮り始める。
家から解放されたように、野を走り、木から飛び降り、ターザンのように池に落ちる主人公の生き生きとしていること。
そしてそれをカメラに収める問題児のセンスのよさ。

でも、フランスからの留学生が来てから状況は一変。
問題児がいない間に人気者の留学生が映画を仕切って、
たちまち俗でわざとらしいシーンばかり(と私には見えた)になってしまう。

それまでの瑞々しい映像はどこへ。
何か神聖なものを土足で踏みにじられた気持ち。
子どもの頃って、こういうのあったよね。
わかりすぎて胸が痛くなった。

あと、主人公が分厚い聖書いっぱいに絵を描いているんだけど、
これもわかる。
私も古い英和辞書に絵を描いていたような。
ノートじゃ面白くないんだよね。
本に描くから不思議で面白い。
まあ、主人公の場合は聖書への反発という意味があるんだろうけど。

子ども時代に大切に大切にしていたものを思い出して、
鼻の奥がつーーんっとするような、そんな映画だった。

[ 2014/01/23 21:02 ] ヨーロッパ映画 | TB(0) | CM(0)
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