へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

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「風立ちぬ」





「風立ちぬ」やっと見てきた。

やっぱり宮崎駿すごいなあ。
ぐいぐい引き込まれて、
瞬きするのも忘れて見入った。

主人公が少年時代に夢で逢って以来、
しばしば登場するイタリア飛行機メーカー創業者のカプローニ氏。
世界のこういう天才に励まされながら、
主人公は理想の飛行機を追い続ける。

──と言えば美しい話だけど、
私は、天才とかパラノイアの頭の中ってこんな感じなのかな~と思いながら見ていた(笑)。
この感覚、かなり好き。
実際に面識はなくても、
心の中にはいつもその道の先駆者がいる的な。
能力が伴わないと誇大妄想とか言われそうだけど、
潔い理想主義でいいよね。

あと、主人公の親友で同期の本庄の描き方もよかった。
学生時代から「日本は遅れてる」とか文句ぐちぐち言って、
いつも人にもらい煙草してるような偏屈な人。
でもきっと人並以上に努力してるし、
何より憎めない。
こういう人っているよなあ、と思いつつ見た。
うまいよね。

それから、劇中で関東大震災のシーンがあるんだけど、
地震の描写がすごくてびっくりした。
空がごうごう鳴って、
地面が波のようにうねって、
余震が何度も何度もやってくる。
監督がこのシーンの絵コンテを書いた翌日に東日本大震災があったそうで、
監督の実体験を加味してこんなリアルなシーンに仕上がったのかなあと勝手に思った。

そしてやっぱり、飛行機がいい。
ドイツの鋼鉄製で無骨なギラギラした飛行機のかっこよさ。
日本の手作り感あふれる飛行機の愛らしさ。
機関車も自動車も自転車さえも、
宮崎アニメに出てくる乗り物は本当に見ていてわくわくするものばかり。

監督の長編製作はこれで最後だそうだけど、
短編でいいから、
また血湧き肉躍る漫画映画を作ってほしいな。


[ 2013/10/23 18:47 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)
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