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へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

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「靖国YASUKUNI」


映画「靖国」



 渋谷シネアミューズにてドキュメンタリー映画「靖国YASUKUNI」。
 一時は上映中止になりそうだったのが話題となり、逆に宣伝効果の高まった感のある本作(笑)。正直言って、上映が中止になるなんてどんな映画なのか?という好奇心だけで見に行ったが、とても面白かった。

 このドキュメンタリー、タイトル通り靖国神社に関わるあらゆる人たちが登場する。
 靖国神社に刀を納める職人さん、神社に奉られる日本兵を称える人たち、それを非難する人たちと対応する神主たち、勝手に奉られるのを迷惑だと訴える遺族、神社の姿勢をやんわり否定する僧侶、神社に参拝する総理とそれに反対する人たち、そして、それをカメラで捉える映画人。

 みんなそれぞれの言い分があって、誰も言ってることは間違っていない。みんな筋が通っている。他人事として見ているようで不謹慎かもしれないが、それがとても興味深くて面白い。じゃあ自分はどうなのか?と普段は考えない自分の思想や立ち位置を考えさせられる。

 それにしても、靖国神社というのは不思議な場所だ。私は花見で行ったことのあるぐらいだが、この映画で見る靖国神社はとても神聖に感じられて「あー、私は日本人なんだなあ」と改めて思わされた。これって洗脳されてますか?(笑)

 あと衝撃だったのは、境内で繰り広げられるイベントやデモの激しさ。あの穏やかな神社でこんなことが起こっていたのかと。そして、妙に共感してしまったのが、それを冷静に取り締まる警察官の方々。持論を力説する人をあしらう上手さというか。「俺らはこれが仕事だから悪く思わないでね」っていう覚めっぷり。
 熱い信念に基づいて行動を起こそうとする人々とその騒ぎを治めるのが仕事の人たち、双方の温度差が印象的だった。警察や救急の仕事って大変だなあと素直に感心した。

 しかしなあ、この映画のどこを見て上映中止にしようとしたのかが疑問。というか、どこが問題なのかにとても興味がある。単に騒ぎ出す人がいそうだからトラブルは未然に防ごうってだけのことなのかな。

 ちなみに私のポジションは「右だ、左だ、というけど、鳥は両方の翼がないと飛べないという思いで、日々、生きています(Wikipediaより引用)」という生還後の窪塚洋介とほぼ一緒。もし学生運動の時代に青春を送っていれば、立場的にはたぶんノンポリ。デモ隊やそれを見に集まる野次馬相手にTシャツや饅頭売ってるタイプ(こういうのもノンポリって言っていいの?)。

[ 2008/06/19 00:34 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)
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