へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

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「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」

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ミュージシャン遠藤ミチロウが60歳になった自分を撮ったドキュメンタリー。
遠藤ミチロウによる遠藤ミチロウ。

始まる前から緊張で震えた映画は久しぶりだった。
スクリーンに叩きつけられたミチロウさんの生き様。
家族観、故郷への思いが、旅先で語られる。
そのすべてに圧倒された。
65歳(映画撮影時は60歳)で自分を曝け出すことの凄さ。
こんな大人に私もなりたいと憧れる。

中でも終盤のライブ映像は圧巻。
STALIN246は初めて見たけれど、キュウちゃん(The Birthday)とKenKen(RIZE)の凄まじいリズム隊に煽られたようなミチロウさん、すごかった。
拡声器を頭上に掲げる姿は神々しくさえある。
あのライブ、生で見たかったな。

あ、でも、一番印象的だったのは、奄美のフェスで、親子連れが遊ぶのどかな公園に響き渡る「オデッセイ」。
この歌ね、お子様にはとても聞かせられないような歌詞なのよ。
だからなのか(笑)絶叫するミチロウさん、ものすごく、ものすごーーく、楽しそう(笑)
こんな笑顔で歌うミチロウさん、見たことない(笑)
親御さんたち!お子さんの耳をふさいで~!と心の中で叫んだよね(笑)

それから、実家に帰ったミチロウさんとお母さんの会話が面白かった。
スターリン時代にご近所から「遠藤さんちのミチロウくん、気が狂っちゃって大変ねえ」とか言われていたというエピソード!
声出して笑っちゃったよ!(笑)

で、私ね、聴くべき音楽とか見るべき映画とか世の中にはなくて、みんな好きな歌聴いて好きな映画見ればいいじゃないって考えだったの。今までは。
でも最近立て続けにミチロウさんのライブと映画を見たら、ああ、聴くべき歌、見るべき映画ってあるんだなあって素直に思ってしまって。
実はかなり衝撃受けてます。
遠藤ミチロウ、すごいよ。

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[ 2016/01/30 00:16 ] 音楽映画 | TB(0) | CM(0)
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