へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

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「センチメンタル・アドベンチャー」





あー、もう、これなんで見てなかったんだろう。
今までなんとなく見た気になってただけの1本。

今回見てよかったです。
すごく好みの映画。

姉の家にぶらりと現れたカントリー歌手のイーストウッドが、
10歳(だったかな)の甥っ子を連れて、
酒場で歌いながらナッシュビルまで行く話。

イーストウッド演じる叔父がいい加減な男で、
甥っ子を平気で酒場に連れていくし、
盗みの手伝いはさせるしで、
まあ、よく言えば、子ども扱いせず、
ちゃんとひとりの男として扱っている(笑)。
で、それを甥っ子も喜んで懐いている(笑)。

なぜナッシュビルまで行くのかというと、
音楽フェスのオーディションを受けるため。
実はイーストウッド、結核を患っていて、
これが最後のチャンスという感じ。
本人もわかってる。

それでも消毒と称して酒を浴びるように飲むし、
咳き込みながらギターを弾いて歌い続ける。
そのへんに、いい加減に見えた男の意地が感じられてぐっとくる。
彼の面倒を献身的に見て、成長していく甥っ子の健気で頼もしいこと。

特に大事件が起こる映画じゃないけど、
イーストウッドの音楽好きが伝わってくる
いい映画だと思った。

しかしこの甥役の子、いい表情するなあと思って
後から調べたら、カイル・イーストウッドだったのね。
父親イーストウッドが息子を撮る視線の温かさにも感動。


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[ 2014/05/31 21:59 ] 音楽映画 | TB(0) | CM(0)

「ミシシッピー・バーニング」





重苦しそうな映画でなんとなく今まで敬遠していたけど、
BSで放送していたので見てみた。

南部の人種差別問題を扱った映画で、
やっぱり重かった(笑)。

でも、事件の捜査に来たFBIが町の古い映画館を貸し切って、
映画館の客席に机だのタイプライターだの持ち込んで
少しずつ本部っぽくなっていく様子が面白かった。
それを2階席から眺めるウィレム・デフォーという図もいい。

実際の事件を題材にした映画だし、
事件のあった場所から1時間ほどのところでオールロケを敢行したようだけど、
映画館をFBI本部にするっていうアイデアはどこから出たんだろう?
ハラハラし通しの映画でも
映画館が映ると映画好きとしてはホッとするから、
私はこういうのすごくいいと思う。
もしかしたら当時映画館で見た観客は、
自分たちがその場にいるような気持ちになったかもしれない。
セットなのかロケなのかも気になるところ。

あと、この映画、ジーン・ハックマンが最高。
したたかで、ふてぶてしくて、
でも妙に愛嬌があって憎めない、ベテラン捜査官。
南部出身だから、南部の人々の気質とかも心得てる。

彼と行動を共にする上司(かな?)がウィレム・デフォー。
若きエリート捜査官。
なんでも効率的に物事を進めようとする真面目さが仇となって、
聞き込みひとつもなかなかうまくいかない。
でも彼の正義感・使命感には大いに心を揺さぶられた。
こういう人が取り締まってくれたら心強い。

監督はアラン・パーカー。
「ミッドナイト・エクスプレス」みたいな社会派でありながら、
私にとっては「フェーム」「ザ・コミットメンツ」といった
音楽映画の監督でもある。
共通するのは反骨精神。
それは脚本デビュー作である「小さな恋のメロディ」から変わらないように思う。

[ 2014/05/28 15:08 ] その他の映画 | TB(0) | CM(0)
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