へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

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「アジョシ」


「アジョシ」



横浜ブルク13で「アジョシ」。

レディースデイだけあって、小さなスクリーンほぼ満席。
空席がなかったのか、私の隣とその後ろと若いカップルが前後に別れて座った。
で、その2人が会話しにくそうだったので「(席を)替わりましょうか?」と軽く聞いたところ、「いえ!大丈夫です!問題ないっす!!」と見事にハモってて笑った。

で、「アジョシ」。

まず、主人公の口数が少ないのがいい。
これぞハードボイルド。

次に、主人公の過去などは簡単に済ませて、わかんなくてもいいでしょ?とでも言わんばかりの開き直った単刀直入な展開がいい。
端折るところは端折って、描きたいシーンは全力で描く潔さ。

その描きたいシーンとは何か。
私の見る限り、おそらくそれはナイフでの取っ組み合いのシーン。
シュッシュッと空を切るナイフの美しいこと。
加えてウォンビンのナイフさばきのかっこよさ。

ラスト近く、ウォンビンが敵役の乗った車のフロントガラスに銃口を押し当てるシーンもよかった。
防弾ガラスに何発も弾を撃ち込んでいくうちに徐々にガラスが割れてきて、相手を散々追い詰めた後でひとこと「一発、残ってた」。
いや、いいねー。
これですよ、これ。

あと、やや反則だけど、子役がむちゃくちゃかわいい。
こんな健気な子がなついてくれるなら、私も質屋になりたい(笑)。

ハードボイルド質屋・人情派。
ナイフの腕は一流。
狙撃もプロ並。
こんな質屋に弟子入りしたい。

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[ 2011/10/23 00:48 ] 香港・アジア映画 | TB(0) | CM(2)

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明」


「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明」



横浜ブリリアショートショートシアターで恒例のTHE香港祭。
今回は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明」。
ワンチャイシリーズ1作目。

DVD持ってるけど、スクリーンで見るのは初めてで隅々まで香港アクションの最高峰を堪能。

冒頭から元気いっぱい気合十分な主題歌を聴いて、一気にテンションが上がる(笑)。
いや、もう、ほんといいよね、このシリーズ。

リー・リンチェイの(映画の中での)足技はもちろんすごいけど、下っ端役で出てくるユン・ピョウがすごい。
身軽でヒョイヒョイッと柱をのぼり屋根を走って、京劇するわ天井から吊るされるわの大活躍。
1作目にしか出てないのが本当に惜しい…。

あと、このシリーズの魅力はなんといってもリンチェイ演じるウォン・フェイフォンのキャラクター。
正義感が強くてフェアでやさしくて、しかも最強。
ウォン師匠が洋傘を使ってビシバシと敵役を倒していくシーンは溜め息もの。
ああ、ウォン師匠に弟子入りしたい(笑)。

それから、ヒロインのロザムンド・クワンが大変美しい。
ウォン師匠と壁に映った影でやりとりする場面には惚れ惚れした。

ラスト、倉庫でハシゴを使ったアクションシーンは、どこがどう組み合わさってこんなアクションを撮れるのかというくらいに、自由で大胆でのびのびとしている。
香港映画ってこんなに面白いんだと素直に感じられる、血湧き肉躍る冒険活劇。

[ 2011/10/19 00:00 ] 香港・アジア映画 | TB(0) | CM(0)

「レイン・オブ・アサシン」


「レイン・オブ・アサシン」



横浜ニューテアトルで「レイン・オブ・アサシン」を見てきた。

伊勢佐木町にある昔ながらの映画館。
近くのシネマリンもそうだけど、ほんと観客の年齢層が高い。
近所の映画館にぶらっと来ましたみたいなおじいちゃん、おばあちゃんがいっぱい。
こういう観客がこういう映画館で普通に「わたしを離さないで」とか「ブラックスワン」とか「モールス」とか香港の武任映画とか見てるのがシュール(笑)。
そういえば、シネマリンで以前見た「イースタン・プロミス」も混みあってたなあ。
自作を上映中の映画監督がこの光景を見たら感激しそう。
大げさだけど、私はこういうところにこれからの映画館の可能性を感じる。
一昔前ならどこにでもあった、日常の中にある映画館。

で、「レイン・オブ・アサシン」。

ミシェル・ヨー姐さんが顔を変え、殺し屋としての過去を封印して生活する姿が非常に男前。
達人が身分を隠して暮らすという設定がたまらない。

そして、姐さんの夫(チョン・ウソン)が一見うだつの上がらないボーっとしたタイプで、一匹のハエすら捕まえられない。
それを溜め息まじりに料理していた包丁をスパッと投げて、一瞬でハエを仕留める姐さん……男前すぎる(笑)。

しかし、姐さんの身分がいつまでも偽れるわけもなく、ほどなく刺客が。
まあ、それまでも「おいおい」と突っ込みたくなる場面も多々あったけど、後半はもう「え?ここ笑うとこだよね?」と思わず確認したくなる展開に。
ウソンもウソ~んって感じです(笑)。

私の中でトンデモ映画に認定。

[ 2011/10/15 22:22 ] 香港・アジア映画 | TB(0) | CM(0)

「夏時間の庭」


「夏時間の庭」



「夏時間の庭」を見た。
オリヴィエ・アサヤス監督の映画見るのひさしぶり。

パリ郊外の古い民家に住む老婦人と、夏に集まる子供と孫たち。
著名な画家であった叔父(?)の作品や骨董品などが遺されている思い出の詰まった家だけど、現在の生活があってなかなか帰れない3兄弟。

もうこのへんの事情だけで、映画と同じく3人姉弟の私は身につまされて参った。
で、突然の老婦人の死。
兄弟それぞれの事情があって、思い出の家を売るの売らないのと揉めることに。

思い出と現実の板ばさみ。
家は愛着があって大事だけれど、実際に維持するのはお金もかかるし大変で。
幸い私の両親は健在だけど、ああ、もう、ほんと身につまされる(笑)。
兄弟の真ん中役のジュリエット・ビノシュのやることなすことがいちいち他人事じゃない(笑)。

ラスト近くでは、家を惜しんで孫たちが友達を集めて賑やかにパーティをする。
時は流れて住み方や使い道は違っても、家はそのままそこにある、そんな感じがとてもいい。

家が主役の映画だと思う。

[ 2011/10/04 21:58 ] ヨーロッパ映画 | TB(0) | CM(2)
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