へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

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「ジュリエットからの手紙」


「ジュリエットからの手紙」



シネプレックス平塚で「ジュリエットからの手紙」。

ヴァネッサ・レッドグレーヴが50年前に会ったきりのフランコ・ネロを探して、イタリア・ヴェローナ地方を回る。
ヴァネッサが各家のドアを叩くたび、レストランに入るたび、いつフランコ・ネロに会えるのかとこっちまでどきどき心臓ばくばく。
もう、フランコ兄貴、罪深いったら(笑)。

でも、15歳の彼そっくりの少年を見かけた途端、彼女は急に怖気づく。
「彼が知ってるのは15歳の私」だからと。
これはわかる。よーくわかる。
ヴァネッサの気持ちが痛いほど伝わってきて泣けた。
年取った姿は見せたくないし、会うのは怖い。
このあたりの繊細な感情の見せ方がうまいなあと思った。

と、ベテラン2人に喰われて(?)すっかり影が薄くなってしまったけれど、この映画の主役は「マンマ・ミーア」のアマンダ・セイフライド。
そして彼女の相手役としてクリストファー・イーガン(私ははじめて見た)。
この若い2人の恋物語が主軸。
それにしても影の薄い主役たちだ……。

実はアマンダはすでに婚約していて、イタリア旅行も婚前旅行だったわけだが、そこでヴァネッサの孫である英国人青年(クリストファー)と出会って恋に落ちてしまう。
で、彼女の婚約者がガエル・ガルシア・ベルナルなんだけど、どう見てもガエルくんの方が男前なので、いまいち説得力に欠ける(笑)。

ガエル・ガルシア・ベルナルは、あまり大きな役ではないけれど、イタリアに着くなり水を得た魚のようにいきいきとラテン系の持ち味を発揮。
クルクル動いてよく喋る、やや情熱的すぎてウザい道化役を軽妙に演じている。
ガエルの印象が強いのも、主役2人の影が薄く感じられる一因か(まだ言ってる)。

あと、映画のタイトルだけど、私の中では「フランコ・ネロを探して」という感じです。

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[ 2011/05/29 23:32 ] その他の映画 | TB(0) | CM(0)

「3時10分、決断のとき」


「3時10分、決断のとき」



「3時10分、決断のとき」を見た。

面白かった。
ただの悪人かと思えば意外に言うことが正論だったりするラッセル・クロウ。
子どもたちから尊敬される模範的な父親かと思いきや、実はワケありだったりするクリスチャン・ベイル。
そんな2人を混じり気ない視線でまっすぐに見つめる少年ローガン・ラーマン。

この3人が関わっていく中で、お互いを見る評価が変わっていくのが面白い。

「動物を狩るのと人間を撃つのは違う」と言うクリスチャン・ベイルに対して、「いいや、同じだ」とラッセル・クロウ。
そして、それを見ている少年の正義感とワルへの憧れがいっしょくたになったような瞳の輝き(笑)。
この少年の目線がいいよね。
観客(というか私)と同化してるなあと思う。

あと、ラッセル・クロウの手下(ベン・フォスター)が人を殺すのに微塵の迷いも感じさせない撃ちっぷりでしびれた。
ちょっとフランコ・ネロに似てる(笑)。
この映画、射撃の名手(ベイル)と、早撃ち(クロウ)と、この冷徹ガンマンと、様々なタイプの銃の使い手が見れてわくわくする。

ラストは、呪われてると本人が言うラッセル・クロウの銃の重みがズシリと感じられてよかった。
列車を待つ間を描く西部劇はいくつか浮かぶけど、悪役が主人公をスケッチしながら時間を潰すのも珍しい。
そのスケッチを手にして、すべてを見届けた少年は、いいも悪いも関係なく、ありのままをただ受け止めているように見えた。

[ 2011/05/21 16:49 ] アクション映画 | TB(0) | CM(0)

「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」


「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」



横浜・黄金町シネマ・ジャック&ベティで「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」を見た。

親や彼氏に夢を理解されなくたって、
先生にパソコンを取り上げられたって、
年齢を理由に店を辞めるよう仄めかされたって、
そんなのどうでもいいじゃないか。
好きなことをやりたいように一直線にやればいい。

そんな一途な想いがぎゅーっと詰まった映画。

まあ日常に流されて生きている大人(私含む)にとってみれば、ある意味、踏み絵のような映画とも言える(笑)。

周りなんか気にせず、将棋にパソコンにロックに向かって走っていく登場人物たちの姿は見ているだけで、胸が痛い。
共感をおぼえつつも、はたして自分はここまで一生懸命に生きているだろうかと考えてしまう。

そんな私の心の溝を埋めてくれたのが、かまってちゃんマネージャーのツルギさん。
レコード会社から引きこもり応援ソングのタイアップを持ちかけられ、「でも、そんなの、かまってちゃんらしくないんじゃ…」と悩む、悩む(笑)。

ツルギさんが同僚に相談するシーンがいい。
「応援ソングって、どう思います?」
「応援ソングって?」
「負けないで~♪ みたいな…」
「クソじゃね?」
「……クソ、だよなあ」
みたいな、たしかこんな会話。

聴いてる人は、かまってちゃんの歌詞だけに惹かれているわけじゃない。
何よりも、ボーカル“の子”のなりふり構わず、すべてを曝け出して歌う姿に心を揺さぶられているんだと思う。

クソなことなんか全部吹き飛ばして、自分が信じることをやるだけ。
それはきっと、登場人物たちと、かまってちゃんと、監督と、みんな共通の思いなのだ。

♪だから
 僕は今すぐ、今すぐ、今すぐ叫ぶよ
 君に今すぐ、今、僕のギター鳴らしてやる♪

「ロックンロールは鳴り止まないっ」神聖かまってちゃん

[ 2011/05/12 19:19 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)

05/07

GWは宮城に帰省してきた。
前回、夜行バスの暗闇ゆらゆらロッキンチェアー状態に懲りたので、今回は昼間のバスにしてみた。

途中のサービスエリアで2回休憩を挟みつつ、8時間かけて横浜→仙台間をゆるゆると行く。
いやー、快適。
サービスエリアで売ってるお土産とか食べ物とか面白い。
隣の席の人もいい人(これ関係ないか)。

夜と違って昼だから、バスからは景色も見える。
正確な位置はわからないけど、茨城から福島あたりにかけてどんどん家の屋根や塀や電信柱がガタガタになってきて、地震の跡が見えてくる。
景色全体が直線じゃなくて、ぐにゃっとしてる。

夕方、仙台到着。
駅前のビルはところどころシートがかけてあったり、道路も補修中だったり、まだまだ復旧途中だけど、お店は普通に営業しているし、何より買い物してる人たちがすごく普通。平和。

今思えば、仙台の様子に少しホッとしたのと、震災後はじめて実家へ帰る緊張といろいろあったのだと思う。
その後で乗った東北本線のホームに、私はトートバッグを置き忘れてしまった。

忘れたことに気づいたのは、45分ほどして降りた小牛田駅。
たいしたものは入ってないけど、お気に入りのバッグだったのと、携帯や電池の充電器や買ったばかりの本が入っていた。
自慢じゃないが、こんなのは9歳の頃に博多駅で象さんのポシェットとキキララの財布を忘れたこと以来だ(よくおぼえてるな)。
家に忘れ物はよくするけど、外で置き忘れはそれ以来ない。と思う。

もう呆然。
ダメ元で駅員さんに頼んでみたら、仙台駅に問い合わせてくれるということで、忘れ物届けみたいな紙を書き込んで帰った。

で、その夜、携帯に仙台駅から電話が。
「それらしきものがありました」と!!
ああ神様!世の中まだまだ捨てたものじゃないです!
ありがとう!ありがとう!

「たぶんこれだと思うんですけど、確認のため、中にある本のタイトルを言ってもらえますか?」と駅員さん。

!!!!!!

そう、バッグの中には雀士・小島武夫の自伝「ろくでなし~伝説のミスター麻雀、酒と女とカネの無頼75年」が入っているはず。





神様、これは何の罰ゲームですか・・・?

私「ろ、ろくでなし・・・です(屈辱に耐えながら)」

駅員「はい、『ろくでなし』ですね(事務的に)」

なんで今日に限ってこんな本を・・・。
いえ、面白いんですけどね。

結局、バッグは2日後に取りに行った。
駅員さん、お世話になりました。

[ 2011/05/07 19:55 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)
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