へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

「しあわせの隠れ場所」


「しあわせの隠れ場所」



去年あたりから流行している(らしい)グラディエーターサンダル。
その編み上げっぷりにベン・ハーかよ!と思っていたのだが、つい最近、革の脛当て(?)が付いているのを見かけた。
やだ何。サンダルのくせにハードでかっこいい・・・。
剣闘士度が急激に増したように思えて途端に欲しくなってきた。
サンダルを履いて、コロッセウムの大観衆を後ろに剣を構える自分が見える・・・(間違った商品イメージ)。


ワーナーマイカルシネマズ茅ヶ崎で「しあわせの隠れ場所」を見た。
ホームレス同然の生活を送っていた青年がプロのアメフト選手になる実話を基にした映画。

この青年の面倒をみる夫妻がすごい。
いい大学を出て、仕事は順調で、いい家に住んで、よくできた子どもがいて、青年ひとり引き取っても大丈夫なくらい生活に余裕があって、まるで我が子のようにかわいがり、後見人にまでなってしまう。
しかも、夫婦は裕福な白人で、青年はスラム育ちの黒人。
夫妻には階級や人種への偏見がまったくない。
映画がどうこういうよりも、すごくいい話。

実際のモデルがいる人物だから、よい部分を描いているのだろうし、ある意味、偽善的な話とも思える。
が、これがちっとも嫌味じゃない。

この映画が嫌味に感じられないのは、妻役のサンドラ・ブロックによるところが大きいと思う。
サバサバして頭が切れて人情味もあって、時にはバシッと口が悪かったりするのに品がある。
そして何より気さくで、とても親しみの感じられるキャラクター。
ラジー賞授賞式にわざわざ出席したりする実際のサンドラ・ブロックの人のいいイメージととてもよく合っていると思う。

青年とサンドラの親子のような絆に感動しつつ、自分のことで精一杯な我が身を振り返って少し反省。
世の中には立派な人がいるもんだ。

スポンサーサイト
[ 2010/06/30 22:31 ] その他の映画 | TB(0) | CM(0)

「不毛地帯」


「不毛地帯」



サッカー日本代表を指して「カミカゼ!」「ニンジャ!」と讃えたり、スペイン代表を「無敵艦隊」と言ったりするけど、ドイツ代表がどんなに怒涛の攻撃を見せても「ゲルマン魂」とだけ評して「SS部隊!」「ゲシュタポ!」とか決して言わないのはやっぱりいろいろ洒落にならないからだろうなと思う。


山崎豊子原作の映画「不毛地帯」を見た。
2時間半位あるので2日がかりで。

シベリア抑留11年を終えて帰国した男が主人公。
恥ずかしながら、シベリア抑留ってこういう経緯で行われたんだと初めて知った(まあ映画だってことはわかってるけど)。

で、主人公はその後、日本の商社で戦闘機の買い付けを担当することになるんだけど、彼を演じる仲代達矢の死んだ目がすごい。
セリフの喋り方もわざと棒読みっぽくて、生気がない。
アメリカ映画で精神を病んだベトナム帰還兵がよく描かれるけど、あんな感じ。

氷のように人間味のない主人公だが、かつての戦友の前では心を開く。
戦友を演じる丹波哲郎がいい。
政治家だの企業のトップだの保身に走るばかりの男たちの中で、彼だけはいきいきとまっすぐで誠実に描かれている。
逆に考えれば、憎らしいほどのふてぶてしさを感じさせる政治家・企業家役の俳優陣の演技がすばらしいとも言えるが(笑)。

戦中・戦後・現在(1960年前後?)と時代は行ったり来たりするし、舞台もシベリア・アメリカ・日本と飛ぶけれど、きっちり整理されているのか見ていて混乱はしない。
パンフを読むと、朝9時に撮影開始すれば午後3時には終わってしまったとあって、ものすごくサクサク撮影が進んでいたようだ。
監督(山本薩夫)の手際のよさが感じられるような映画だなあと思った。

[ 2010/06/28 19:02 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」


「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」



TVニュースを見ていたら、シドニーで強盗に襲われた大学生を助けた忍者たちが紹介されていた。
忍者教室の生徒だそうだ。
インタビューに対して「ハーイ!私がニンジャです!」と元気に挨拶。
いや、身分を公にした時点でもう“SHINOBI”じゃないから。
外国人の忍者に対する認識って間違ってるよなあ。面白いけど(笑)。


ポール・トーマス・アンダーソンの「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を見た。

すごいね、これ。
石油にとりつかれた山師の壮大な一代記。
2時間半の長丁場、主演のダニエル・デイ=ルイスがほぼ出ずっぱりの独壇場。
ダニエル・プレインヴューという主人公のキャラクターを見事に作り上げていて、あ、こういうのを本物の俳優っていうんだろうなーっと、ひたすら感心してしまった。

監督の演出も面白い。
冒頭15分はほとんどセリフなしの効果音のみで、まるで無声映画のよう。
これが映画の寓話的な雰囲気を醸し出すのに成功している気がする。
で、約15分後、主人公の「私は石油屋です」とか何とかいう流暢な口上がはじまって、一気に引き込まれる。

とにもかくにも、この映画はダニエル・デイ=ルイスに尽きる。
主人公は石油のことしか頭にない男で、息子へのズレた愛情表現や人を信用しない猜疑心など、人としてどうかと思うようなところが多々ある人物なんだけど、本人に悪気がなさそうだし、常に本気なので、興味をそそられて目が離せない。
ラストもとんでもないことをしでかしたのに、あっけらかんと言い放つセリフが、「こういう生き方をしたらこうなりますよ」というシニカルな味わいにあふれていてとてもいい。

余韻に浸ってボーっとエンドクレジットを見ていたら、最後に「ロバート・アルトマンに捧ぐ」という一文があって、なんだか泣けた。

[ 2010/06/21 15:46 ] その他の映画 | TB(0) | CM(0)

「ベッカムに恋して」


「ベッカムに恋して」



開催中のワールドカップで、アルゼンチン×アルジェリア戦の時、マラドーナ監督がボールボーイのようにまめまめしくボールを取ってあげているのを個人的に面白がって見ていたが、第2戦の韓国戦では監督のそのボールさばきがスローモーションでリプレイされているので笑った。
私の密かな楽しみが全世界の楽しみに・・・。
みんな考えることは一緒(笑)。


サッカー絡みで(?)ちょうど昨日「ベッカムに恋して」を見直した(DVDを持っている)。
2002年ワールドカップの年製作の映画。

イギリスで暮らすインド人の女の子の物語。
女だてらにサッカーが大好きで、ベッカムのようなパスを出せるようになるのが夢。
でも、インド人社会の古い風習にとらわれた家族が反対している。
もうね、お母さんの言うことをきいておとなしく料理を習っているかと思えば、ついつい野菜でリフティングしちゃうとか、主人公が元気いっぱいでかわいい。

主人公を女子チームに誘うサッカー少女がキーラ・ナイトレイで、ほっそりしたスタイルに革ジャンとかスラリと着こなしてすごくかっこいい。
私的にこの映画がキーラ・ナイトレイのベスト。

あと、なんといっても、この映画の見どころは、チームの監督役のジョナサン・リース=マイヤーズ。
ジョナリスなのに爽やか好青年(笑)。
このジョナリスも私的にはベスト。
ジョナリスが主人公を見つめる目が尋常じゃなく恋する瞳で、見ているこっちまでくらくらする(笑)。
タイトルは、ベッカムじゃなくて「ジョナリスに恋して」にすべき。

[ 2010/06/17 22:59 ] ヨーロッパ映画 | TB(0) | CM(0)

「THE BLUE HEARTS on TV DVD-BOX」


「THE BLUE HEARTS on TV DVD-BOX」



最近あちこちから、ドSだ、ドSだと言われるので、これはまずいと反省中。
これからは、人にやさしくしようと思います。
あ、私の数少ない経験からいって、お酒の場などでSかMかで盛り上がった時に「私(俺)、ドS!!」と宣言する人が必ずいますが、こういう人は大抵Mだと思う。
Sはたぶん自分からそんなことわざわざ暴露しない(笑)。

人にやさしくといえば、ブルーハーツ(すげえ、こじつけ)。
このたび「THE BLUE HEARTS on TV DVD-BOX」という5枚組DVDが発売されて、高いんだけど、えいや!と買ってしまった。
ゲスト出演した番組からフェス出演映像やライブ放送まで、TVで流されたブルーハーツがぎっしり詰まっている。

で、まず見たのが「ゲスト編」と銘打たれた1枚目。
ブルーハーツが地上波に初めてお目見えした「夜のヒットスタジオデラックス」の映像が入っている。
私は当時高校生で、この放送をリアルタイムで見ている。
放送日の昼間、ブルーハーツ仲間の友人が「大変だよ!ヒロトが『夜ヒット』に出るよ!」と慌てて教室へ駆け込んできた。
「夜ヒット」といえば生放送。
みんな「ヒロト、生放送でちゃんと行儀よく歌えるだろうか・・・」と本気で心配していたのをおぼえている。
女子高生たちに心配されるヒロトって(笑)。

その後、セカンドアルバムのツアーで地元に来てくれたのでコンサートも行ったが、1曲目からラストの「リンダリンダ」まで全曲大合唱する会場の一体感がどうもダメだなあと感じて、それから何年も聴いていなかった。
でも最近、クロマニヨンズにはまって、当時聴かなかった後期のアルバムもよく聴くようになって、とうとうDVDにまで手を出してしまったというわけだ。

全然関係ないけど、高校時代にいろいろ見たライブの記憶を整理しようと、ロックンロール・オリンピックという夏フェスの映像を探していたら、BOOWYのを発見。
「美しい女の子に贈る歌です!NO・NEW・YORK!」ってヒムロック・・・・・・(笑)。
そういえば、当時からこういう人だったよなあ・・・。


[ 2010/06/11 23:34 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)
ブログ内検索
カテゴリー

カテゴリー 累計
全記事一覧
音楽 77
日本映画 80
香港・アジア映画 46
ヨーロッパ映画 32
アクション映画 37
コメディ映画 21
音楽映画 19
その他の映画 34
映画あ行 44
映画か行 41
映画さ行 47
映画た行 39
映画な行 13
映画は行 53
映画ま行 16
映画や行 5
取材 82
未分類 178
過去ログ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。