へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

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「GIGS at BUDOKAN BEAT EMOTION ROCK'N ROLL CIRCUS TOUR 1986.11.11~19」


「GIGS at BUDOKAN BEAT EMOTION ROCK'N ROLL CIRCUS TOUR 1986.11.11~19」



こんにちは。遅れてきた氷室ウォッチャーの清水です。

最初は笑えるネタを探すつもりで(すごく失礼な動機)BOOWYのライブDVDを見始めたら、出てきたヒムロックがあまりに表情豊かで、80年代なのにフツーに衣装もかっこいいので、フツーに見とれてしまっていた。
それは「GIGS at BUDOKAN BEAT EMOTION ROCK’N ROLL CIRCUS TOUR」。
タイトル長いな(笑)。

ファー付きのロングジャケットで現れたヒムロックはどこか表情やわらか!!
邪悪じゃない、にこやかなフツーの笑顔まで!!
某ラジオ番組で自らを「微笑みの貴公子ですから」と言ったヒムロックのジョークがシャレになってない(笑)。
で、で、そのファーをぶんぶん振り回して、客席へポーーンッと放り投げる。
ご、ご機嫌うるわしすぎる・・・。

そしてノリノリのヒムロックは、手を胸の前にクロスさせて決めポーズ。
こ、これは・・・


「うぃっしゅ」・・・?


DAIGOがヒムロック信者なのは知っていたけど、これほどとは。
こんなところにまで影響を及ぼすヒムロック。
DAIGOに倣って私もヒムロックリスペクトを誓う(手を胸の前でクロスさせながら)。

その後、ステージに組んである足場をホイホイ昇るヒムロック。
手摺りからぶらーんっと身の乗り出して、客席にマイクを向ける。
もうね、こんなに客に歌わせるロッカー見たことないです。
客の乗せ方も相当うまいけど、サボリ方もうまい(笑)。
もはや、授業サボって学校のベランダから上半身乗り出してるヤンキーという図(笑)。

さらに、客の声が出てないと、小首かしげて「何だって!?」と客に強要(笑)。
これはいつものことなんだけど、今回はその変型バージョンとして、なんと、なんと、
「何ですって!?」
というオネエバージョンも登場。
私をどんだけ笑わせたら気が済むんですか。
ヒムロック、芸達者すぎる。

もうひとつ、客席をライトで照らしてヒムロックが一言。
「一等賞!合・格~!!」
????
私のヒムロック愛を総動員して全力で考えても意味わかりません。
ヒムロック、ミステリアスすぎる。

もうほんと、ヒムロックかっこよすぎ。面白すぎ。
この調子でのろのろと現在のソロワークまで行きたいと思う。
本当は生で見たいけど、昨年秋にソロ20周年ツアーをやったばかりなんだよね。
ああ、一歩遅かった。

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[ 2009/01/30 19:32 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)

「K-20 怪人二十面相・伝」


「K-20 怪人二十面相・伝」



夕方から近所のシネコンで「K-20 怪人二十面相・伝」。

あー、面白かった。
舞台は、もしも第二次世界大戦が起こらなかったら・・・という設定の架空の帝都。
帝都といえば嶋田久作、というわけでちゃんと嶋田久作も登場します。
おっと脱線。
最初に出てくるのは嶋田久作じゃなくて要潤。
お、要潤なのにフツーだ・・・と思ったのもつかの間、やっぱりフツーじゃなかった(笑)。
何がフツーじゃないのかは書かないけど。

まずは、黒革マントに黒革ブーツに黒革手袋の二十面相コスチュームになんとなくドキドキ。
二十面相かっこいい。

そして、主役・金城武はサーカス団員として登場。
その身軽さも手伝って二十面相と間違えられてしまうという展開。
この金城武(@サーカス団員)、鳩が大好き。
鳩を愛でる姿に、孔明か!と突っ込みたくなったのは私だけではないだろう。

この二十面相に間違えられたサーカス団員が、なんと本当に二十面相になるべく修行を始める。
この泥棒修行が面白い。
町を斜めに突っ切って、障害物を乗り越え、ロープを使って軽々と空を舞う。
で、あっという間に変装術もマスター。
「ロッキー」でもジャッキーのカンフー映画でも、どんな映画でも修行シーンって面白い。
あしたのためにその1って感じで、どんどん技を磨いていく主人公に感情移入して、見ているこっちはどんどん引き込まれてしまう。

そんな泥棒修行の最中にたまたま逃げている花嫁(松たか子)を助けるサーカス団員。
花嫁を抱えて飛び降りるところとか、ラストで出てくるオートジャイロの飛行シーンとか、もう、ほとんど実写版ジブリ。
今までの日本映画にこういうシーンってなかったよなあとちょっと感激。
ここだけじゃなく、アクション全般が工夫いっぱい、見ごたえたっぷりで、しかも修行シーンはCGなしだというじゃないですか。
気合い入ってるなあ。

あと、仲村トオル演じる明智探偵の書斎が、アナログちっくな装置や機械であふれていて、見ていてわくわくした。
というか、最近フツーの仲村トオルを見ていない気がする。
誰か仲村トオルにフツーの役をあげてください(笑)。

それから、明智探偵の横で幼さの残る顔でクレバーな意見をサラリと言う小林少年(本郷奏多)がよかった。
本郷奏多は「NANA2」でも思ったけど、キレイな顔して性格悪そうな役が似合うあたり、私の中では勝手にポスト忍成修吾。

ヒロイン松たか子は財閥のお嬢様役で、護身術はバッチリだわオートジャイロをぶんぶん乗りこなすわで、唖然とする周囲に向かって「良家の子女のたしなみです」とあっさり言い放つじゃじゃ馬っぷりが気持ちよい。
昔ラジオか何かで好きな四字熟語を聞かれて「弱肉強食」と答えた松さんにぴったりだなあとうれしくなった(笑)。


[ 2009/01/23 18:02 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)

「サーチャーズ2.0」

サーチャーズ 2.0 [DVD]
「サーチャーズ2.0」



午後から電車で関内。イセザキモールをぶらぶら歩き、途中ブックオフと古本屋に寄ったり、スターバックスでお茶したりしながら、黄金町シネマジャック&ベティへ。

アレックス・コックス久々の新作「サーチャーズ2.0」。

ある西部劇に子役として出演した男2人が、虐待をした脚本家に復讐しにモニュメント・バレーまで旅する話。

この男2人の西部劇や映画に関する会話が(おそらく)監督の趣味丸出しで、映画界への批判なんかも盛り込まれて、(おそらく)監督の言いたいことをすべて代弁するセリフばかりで、もう、監督ったら劇中だと思って言いたい放題(笑)。

たぶんこれは映画マニアじゃないと見ていて何にも面白くない映画だと思う。
監督、まったく売る気なしだなと思った。
ターゲット狭すぎ。マニアックすぎ。
でも、そこが好き(笑)。

“復讐もの”といえば、「ウエスタン」のチャールズ・ブロンソンだと男の1人が言えば、もう1人は「アウトロー」「ペイルライダー」のクリント・イーストウッドだと言って譲らず、トミー・リー・ジョーンズの名前が出れば2人揃って「いい役者だ」「文句なし」と頷き合い、マイケル・ムーアの話になれば「チャールトン・ヘストンを侮辱した」と憤る。

復讐すべき脚本家を見つけてからは、「続夕陽のガンマン」ばりに3人で荒野に佇み、決闘するのかと思いきや、するのは映画クイズ(笑)。
しかも問題は「セルジオ・レオーネのドル箱3部作に出演したスタントマンの名前を挙げよ。ただし故人は除く」というもの。
で、次々と答えていく3人。
バカだ・・・。
マニアックすぎる・・・。

それから、本作のタイトルの元ネタ「捜索者」をはじめとするジョン・フォード映画を思い出させるモニュメント・バレーの雄大な景色には惚れ惚れさせられた。
エンドクレジットでも空からの映像が美しく、監督のサービス精神(じゃなくて、単に撮りたかっただけかもしれない・・・)がうれしい。
モニュメント・バレーのあのロッジは本当にあるのかな。
ぜひ行ってみたい。

[ 2009/01/21 22:38 ] アクション映画 | TB(0) | CM(0)

「悪夢探偵2」


「悪夢探偵2」



午後から渋谷へ。シネセゾンで塚本晋也監督の「悪夢探偵2」。
「ああ、いやだ、いやだ」と本当に嫌そうな顔をしながら、仕方なく人の夢の中へ入っていく(笑)松田龍平主演の第2弾。

前回は警察も絡んだエンタテインメント作品だったけど(いや、塚本監督だから、変なことは変なんだが)、今回は悪夢探偵のトラウマというか過去に迫る内容。
1作目は痛快娯楽作で、2作目は幼児体験を描くといった趣向が、どことなく「私立探偵・濱マイク」シリーズを彷彿とさせる(でも、塚本監督だから、こっちのが変だけど)。

チケットを買うときに「来週の土曜日に監督と松田龍平さんのトークショーがあります」と係のお姉さんがチラシをくれた。
家に帰ってチラシを眺めながら、面白そうだから土曜日にもまた行こうかなあと考えていたところで、松田龍平の結婚報道が。
ファンの前に姿を現すトークショー直前に結婚を発表するとはいい度胸だ(笑)。
映画の宣伝になって、監督思いのいい俳優ともいえる(笑)。

で、「悪夢探偵2」。
1作目より怖かった。
映画の中の悪夢探偵(@子ども時代)は、幽霊が怖いばかりに、なかなか夜寝付けないんだけど、私もものすごく怖がりな子どもで、夜起きてるのも怖いけど眠るのはもっと怖くて、明け方まで眠れずに起きていることがよくあったから、悪夢探偵(@子ども時代)の気持ちがよーくわかった。

でも、悪夢探偵はちゃんと悪夢と闘って子ども時代の自分を救う。
ちゃんとトラウマを乗り越える。
悪夢を恐れる子どもが布団の中から「たすけて!たすけて!悪夢探偵!!」と叫ぶと、ジャジャーンという勇ましいテーマ曲と共にマントをなびかせ、屋根の上に降り立つ悪夢探偵!
その頼もしさといったらない。
ああ、あの頃、悪夢探偵がいてくれたら!!と本気で思った(笑)。

それから、塚本監督は日常で感じるなにげない恐怖を描くのが本当にうまいと思う。
真っ暗な部屋で布団をかぶってふと隣りの部屋を見ると、襖の隙間から明かりが漏れてて、親がテレビを見て笑ってるとか。
で、その親が急に動かなくなっちゃうんじゃないかとか。
で、どうなってるのか確かめたいんだけど、もし死んじゃってたら本当に怖いから、確かめること自体が怖くてできないとか、そういう恐怖。

あと、できれば比べたくはないけど、松田龍平は「蘇る金狼」「野獣死すべし」くらいの松田優作にますます似てきて、この人がクルッと振り向いただけで、ボソッと喋っただけで、まわりの空気が一瞬で映画になってしまうような気がした。

特に悪夢探偵はハマリ役だと思うし、このシリーズは好きなので、ぜひ「3」もお願いしたい。


[ 2009/01/11 22:53 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)

「ファニーゲームU.S.A.」


「ファニーゲームU.S.A.」



DVDで見たオリジナルの感動が薄れないうちに、川崎チネチッタで「ファニーゲームU.S.A.」。

ミヒャエル・ハネケ監督自身がリメイクした英語版。
ティム・ロスとナオミ・ワッツが夫婦役、マイケル・ピットがキレる若者役ということで、見る前からわくわく。

で、ハネケUSA。
見事にオリジナルと同じ。
いや、ミステリアスだったセリフが誰にでもわかるように、わかりやすく説明してあったりするけど、それでも、カメラアングルとか脚本とか、あまり変えてなくて、ほぼ同じだと思う。
同じ映画をただ英語版キャストに変えて撮っただけ、という印象。
これだったら、ファニーゲームFRAとかファニーゲームHKとかファニーゲームJAPANとか、同じクオリティで各国版を作れそうだ(笑)。

しかしながら、ティム・ロスを久々に映画館で見て、珍しく(?)落ち着いた普通っぽい夫役で、それがかなり新鮮。
ナオミ・ワッツは相変わらず美人で、オリジナルの女優さんがあまり美人とはいえなかったから(失礼、でもそこがいいんだけど)あ、こんな清楚な奥さんがこれからあんなことされるんだ・・・と思ったらドキドキした(オヤジか)。
ナオミ・ワッツって、清楚なのにちょっとだらしない感じがして、どことなくグレース・ケリーを思い出す。

それから、キレる若者役なら素でいけそうな(笑)マイケル・ピットがよかった。
オリジナルの男優が本当にすばらしいので分が悪いかなあと思ったけど、きれいな顔して淡々と残酷なことをやってのける役にぴったりハマっていて、まったく違和感なし(それもどうかと思うが)。

あと、蛇足だし言うだけ無駄だし意味のないことだけど、マイケル・ピットがやった役を「レザボア・ドッグス」の頃のティム・ロスがやったらどんなにすばらしいだろうと思った。
キレてるくせに表情変えずにスクリーンの向こうの観客に向かって、「こんな結末で満足?」とか聞いちゃったり、目配せしたりするティム・ロス。どうですか!?

ただ、あの強烈なオリジナル版を見た後では、忠実なリメイク版で満足という以上の感想はないかも。
これから何が起こるかわからないドキドキと裏切られ感が命の映画だと思うし、見知ったキャストが英語で話すよりも、知らないキャストが聞きなれない言語で喋っている方が、ミステリアス度が増して断然怖い。
それでも、私はUS版をきっかけにオリジナルを知ることができたんだから、これは本当にうれしいし、ラッキーだったと思う。

あ、これから見る方は、オリジナルでもUS版でも、どちらから見てもOKだと思います。
私はたまたまオリジナルから見たからオリジナルの印象が強いだけの話で、両者とも同じくらいのインパクトがあるし、同じクオリティで作ってあるし。
たぶん、受ける衝撃の強さと作品のすばらしさは、どちらでも同じ。

[ 2009/01/08 18:39 ] その他の映画 | TB(0) | CM(2)

「ファニーゲーム」


「ファニーゲーム」



年末は再放送のドラマ(「プロポーズ大作戦」)とBOOWYのDVDを見て、やっと「NANA」(コミック)を読んだ。

大晦日はシネコンで「ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト」と「ワールド・オブ・ライズ」をハシゴ。マーティン・スコセッシとリドリー・スコット豪華2本立てで締められて大満足。

で、年明け1本目に見た映画は、レンタルでミヒャエル・ハネケ監督の「ファニーゲーム」。
今公開中の「ファニーゲームUSA」のオリジナル。リメイク版を見る前にと借りてきた。

もう、これが最高。今年の1本目がこれだなんて、なんか映画運最強かも。なんで今まで見なかったんだろう。
何が最高って、ゆっくりと別荘へ向かう車の俯瞰ショットから始まって、ゆったり流れるオペラ・・・・・・が一転して、ノイジーにも程があるほとんど雑音のようなパンク(なのかあれは)でいきなり頭をガツン、ハートをズキューン(笑)。
この一瞬で、ハネケ最高、ハネケに惚れた、ハネケに付いていこうと思った。

それから、朝食の準備をする奥さんのところへ、卵をもらいに隣りの青年が来て、どこかその物言いや態度が癇にさわるというか、イライラさせられる。静かに静かに何かが崩れていく様が感じられ、大して何も起こってないのに、もうドキドキ。

後は、理不尽なことのオンパレード。理屈を言っても通じない、普通っぽいのに何を考えているのかわからない若者2人のゲームに付き合わされて、家族水いらずの休暇が地獄に変わる。
動機なんかない若者たちの暴力と冷酷さが上品に見事に描かれる。
だって、隣りの部屋から銃声と喚き声が聞こえてるってのに、若者の1人は表情ひとつ変えずにキッチンで食べ物の準備をしているんですよ?
こんな悪趣味なシーンが優雅にすら見える。

たまに若者がカメラに向かって、「こんな結末で満足できる?」と問いかけたり、意味深な表情をすることあって、こんな仕掛けに他人事として余裕ぶっこいて見ていたこちらはドキリとさせられる。

最初から最後までまったく隙なし。かといってかわいげがないわけでなく、シニカルだけど遊び心もあって、何か人を夢中にさせるものがあると思う。って、夢中になったのは私か(笑)。

ハネケ作品は今まで「ピアニスト」と「隠された記憶」しか見たことなかったけど、全部見てみよう、いや見なければと思った。

*ずーっとハケネハケネと書いてましたが、ええ、ハネケの間違いでした・・・
あー恥ずかしい・・・(1/30訂正)

[ 2009/01/06 00:28 ] ヨーロッパ映画 | TB(0) | CM(0)
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