へっぽこ店主の日々雑記

映画パンフレット専門のオンライン古本屋「古本道楽堂」店主のへっぽこ雑記。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

「沖縄やくざ戦争」





 せっせと梱包を済ませて、発送5件。
 そのまま電車で関内まで。伊勢佐木町でビリヤード。1ヶ月ぶり。

 ひとりで2時間半やった後で、ビリヤード仲間のSさんが仕事を終えて登場。今度は2人でエイトボールを1時間半。
 時間を気にしてふと壁を見渡すと、「ハスラー」のポール・ニューマンのポスターが。ビリヤード台にアゴを乗っけて笑ってるやつ。いつもは大して気にも留めないけど、あー、死んじゃったんだなあと思って悲しくなる。

 結局、4時間もぶっ続けでビリヤード。もっとしたいけど、体力が続かないんだよなあ。集中力も途切れるし(←飽きっぽい)。





沖縄やくざ戦争


 家で録画しておいた「沖縄やくざ戦争」。
 のっけから千葉真一がビール瓶ラッパ飲みで店に乱入してきて、ヤクザの頭をガシャーン。で、ものすごい回し蹴りをきめた後、ブルース・リーみたいにぷるぷるっと顔を震わせる。すごい掴みだ(笑)。

 大阪の梅宮辰夫と組んで千葉真一を嵌めようとする沖縄ヤクザが松方弘樹。で、その間を取り持つのが、成田三樹夫なんだけど、妙に丁寧な標準語がなんだか怖い(でもかっこいい)。あと、チンピラ役の渡瀬恒彦が野獣すぎて、なんだか嫌(これはほんとに嫌(笑))。

 本土(本州)を受け入れようとする新しい沖縄ヤクザ界が、本州なんか受け入れてたまるか!という古い考えを持つ千葉真一をお荷物に感じてしまう流れで、どんなにキレやすくても、どんなに狂犬じみてても、千葉真一ってどこか純真というか、まっすぐで憎めない。いや、でも、あのアクションとバイオレンスは狂ってる。本気だもん(笑)。この映画バカっぷり、嫌いじゃないです。

スポンサーサイト
[ 2008/09/30 14:52 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)

「暴力脱獄」追悼ポール・ニューマン


暴力脱獄



 なんだかバタバタしていて、なかなか映画館へ行けない。いや、近所の映画館だったら行けるんだけど、今見たい映画をやっている東京までなかなか行けない。なぜって時間もないけど(これは私の要領が悪い)、お金もないから(これはいつものこと)。

 で、パンフ部屋に買取品が詰まったダンボールが山になっていて、日常業務に押されて整理が追いつかない。とりあえず、買取休止中です。体力の、限界(千代の富士)。

 そんなこんなで若干凹み気味のときに、ああ、ポール・ニューマンの訃報が。がん闘病中なのはネットニュースで読んで知っていたけど、早い。早すぎる。

 ポール・ニューマンの出演作を見た最後は、たぶんWOWOWで放送したTVドラマ「追憶の街エンパイア・フォールズ」。
 彼は真面目にレストランで働くエド・ハリスの父親役で、フラフラしてつかみどころがなくて、息子にすごく嫌われている(笑)様子が憎めなかった。エド・ハリスと親子を演じていても、父親役のポール・ニューマンの方がなぜかかわいらしく見えてしまう、おじいちゃんになってもどこかチャーミングな俳優だったと思う。

 私が最初に見たポール・ニューマンはたぶんTVでやっていた吹き替えの「タワーリング・インフェルノ」。
 オープニングパーティで火災に遭った高層ビルの設計士で、図面片手に誰よりもそのビルに詳しい男という設定がかっこよかった。現場主義の消防隊長マックィーンとの反発しあいながらのやりとりも好きだった。

「タワーリング・インフェルノ」は今でもDVDを持っているくらい大好きな映画だけど、ニューマン出演作でいちばん好きなのは、「明日に向って撃て!」か「ハスラー」か「スラップ・ショット」か、はたまた「未来は今」かと悩んで、やっぱり「暴力脱獄」。

 捕まっても捕まっても呆れるくらい何度も脱獄を繰り返す囚人の話で、ジョージ・ケネディとの勝負だったと思うけど(違ってたらごめん)、ゆで卵を何個も食べるシーンが強烈(笑)。
 で、捕まるたびにそれはもうひどい懲罰を喰らうんだけど、この主人公は絶対に弱音を吐かないし、絶対に謝らない。もう、体全体、存在自体が意地の塊。負けん気の強さではおそらく映画史上1位(当社比)。
 この勝気さ、負けず嫌いの似合うところが、ポール・ニューマンの最大の魅力だと思う。

 ずっと前に録画した古いビデオテープを引っ張り出して「暴力脱獄」を見ようか、すぐ出せるDVDで「タワーリング・インフェルノ」を見ようか、どれが追悼するのにふさわしい作品か悩み中。
 なんだかこれ書いてたら悲しくなってきた。ポール・ニューマンよ永遠に。


[ 2008/09/29 15:22 ] アクション映画 | TB(0) | CM(0)

「イントゥ・ザ・ワイルド」


イントゥ・ザ・ワイルド



 午前中のうちにトニー・ジャーよろしくマッハ!!!で仕事を終わらせて、トニー・ジャーといえば「マッハ!」の監督が撮った「チョコレート」というすこぶる評判のいい(らしい)阿部ちゃんも出ている新作アクション、日本では見れないのだろうか・・・まあ、それはともかく、発送を済ませてから電車で隣町のシネコンへ。

 ショーン・ペン監督作「イントゥ・ザ・ワイルド」を見る。
 映画監督としてのショーン・ペンは、ジャック・ニコルソンが定年間近なのに殺人事件にとりつかれた妄想刑事を熱演した「プレッジ」を見て以来、どうも頭の隅に何かよくわからないけど、モヤモヤっとしたものが引っかかって気になっていた。

 で、今回は「荒野へ」というノンフィクションノベルの映画化。ペン監督自身が原作に惚れこんで、10年近くかけて主人公の遺族を説得しての渾身の作品だという。

 実はこのへんの予備知識はまったく知らずに本作を見た。
 「ロビンソン・クルーソー」を読んだ中学生か、「森の生活」にかぶれた若者が思いついたような話だなあとか、ヒッピー的なものに憧れた青臭い映画かなあとか、どこか斜に構えてこの映画を見ていた。最初は。

 でも、だんだんと物質社会(と世間体を気にする両親)を憎んで荒野を目指す主人公を見る監督の視線が温かいことに気がついた。この主人公、少し偏執的ではあるけれど、どんな人に会ってもどんな出来事があっても、まったく目的がブレない。そして、心が少年のようにとてもピュアだ。表現がキザかもだけど、監督は彼をピーターパンみたいにキラキラしていて眩しい存在として撮っているような気がした。

 社会的に見てアウトローである主人公をここまで温かく描写できるのは、監督が落ち着いた大人の目で映画を撮っているからだと思う。
 所詮は生活に困っていないから“荒野で暮らす”などというバカげたことを思いつくのだという人もいるだろう。私もほんの少しだけそう思う。
 しかし、主人公の心に渦巻く根深い孤独感には深く共鳴する。世の中に絶望してはいるけれど、決して生きることに後ろ向きではないという姿勢。そして、クレージーだけど、決して揺るがない理想。

 「プレッジ」で私が感じたモヤモヤはここでも健在だった。自分が信じて疑わないものと世の中の常識とのギャップに苦しむ主人公の胸中とでもいえばいいか。やり場のない反骨心で頭がパンクしそうになって、モヤモヤっとした状態をショーン・ペンは本当にうまく表現すると思う。

 ラストは皮肉で悲しいが、感傷的にはならず、なるべくしてなった結末のように描かれているように感じた。アカデミー賞授賞式でウィスキー片手に憎まれ口を叩いていた問題児監督の醒めた一面を見たようで、ますますショーン・ペンが好きになった。

[ 2008/09/17 10:01 ] その他の映画 | TB(0) | CM(0)

「雨月物語」


雨月物語


 溝口健二の「雨月物語」も見た。
 モノクロでも影の使い方でここまで幻想的な映像になるんだなあと惚れ惚れ。この世のものとは思えない神々しさで現れる京マチ子に釘付け。そしてあの端正な顔をした森雅之が、京マチにみるみる骨抜きにされる様がまた最高。
 しかし、いちばん美しいのは、貧しくてもスッと背筋を伸ばし、囲炉裏の傍で静かに夫を待つ田中絹代の横顔だったり。

 帰省した時に、実家の母と日本俳優談議を少ししたんだけど、森雅之と市川雷蔵と池部良と田村正和がいいという点で一致。母は若い頃の長門裕之より津川雅彦のがいいというし、母いわく貧乏くさいショーケン(ひどい言われようだ(笑))よりもキラキラしたジュリーがいいというしで、こと男優の趣味に関しては昔から私とまったく意見が合わなかったのに、不思議だ。

[ 2008/09/15 23:26 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)

「豚と軍艦」


↑両親からロシア旅行土産にもらったチョコの包み紙。
 リアルすぎて冷蔵庫開けるたびにビビる(笑)。



 実家から戻ってから、一週間分溜めていたメールチェックやご注文処理にあたふた。一週間パソコンから離れたのって2年ぶりぐらいかも(笑)。休み中にも関わらず、たくさんご注文をいただき本当にありがとうございます。

 さんざん録画予約していったDVDレコーダーを見たら、HDD残量が足りなくてほとんど録画できていなかった。見る暇ないんだから録るのやめようよ(と、言いつつまた録る)。何やってんだか。ねえ。

 で、さっそくHDDの空きスペースを増やすべく(?)日本映画を2本見る。



豚と軍艦


 まずは今村昌平「豚と軍艦」。
 いまいちチンピラになりきれない主人公の長門裕之がいい。ヤクザの後ろをちょこちょこ動き回るフットワークの軽さと、いつも着ているスカジャン姿が、どこから見てもパシリ向き(笑)。
 自分は胃ガンだと思い込んで勝手に絶望するヤクザの親分・丹波哲郎も面白い。
 ラストは、イキがった小僧の成れの果てという感じで、予想はできたけど、本当にあっけなくて、そのあっけなささえも明るい軍艦マーチにかき消されて切なかった。

[ 2008/09/15 14:25 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)

09/04-09/10


↑姉一家の北海道旅行土産でもらった夕張メロンゼリー。
 本物のメロンみたいに口の中で溶けて激ウマ。



 一週間お休みをいただいて、宮城の実家に帰省してきた。新幹線は2階建てのMAXで、行き帰りとも私の好きな1階の席。2階建て列車の1階って、目線がホームの高さぎりぎりで半地下みたいでわくわくするから好きだ。

 最近漫画にはまっているので、おすすめ漫画をいっぱい持っていって、近くに住む姪と甥の漫画と交換。春頃からの少年ジャンプをいっぱい借りて、朝方までかかって読破(何しに帰ってんだよ)。「こち亀」ってまだやってるんだ。びっくり。
 それといっしょに借りた「BLEACH」も面白かった。今の子どもってこんなに面白い漫画読んでるんだ。私も死神代行になって剣で戦いたい(←?)。

 あとは、塩野七生とか、帰省途中の仙台のジュンク堂で買った岩本ナオのコミックとかを読んだり、母とちょこちょこ食料を買出しに行ったり。



雨無村役場産業課兼観光係(1)



 で、持参したMP3プレーヤーに小型スピーカーをつないで音楽を聴いていたんだけど、リビングのソファでゴロゴロしつつ、ふと横を見ると、通販とかでよく見るBOSEの8万ぐらいするCDプレーヤーがそこに!「いつ買ったの!?」と興奮して母に聞くも「ああ、この間ね」と当たり前のように素っ気ない返事が。ああ、持ち帰りたい(犯罪)。MP3なんかにせずCDごと持ってくればよかった・・・。

 週末には姉一家が来て、みんなでごはん。義兄と「テレビ番組で一番面白いのは『ぷっすま』」「『陰陽師』での伊藤英明のバカっぽさはおそらく素」と意見が一致する。

 嵐ファンの姪が買った、彼らの写真集を見せてもらいつつ、メンバー5人のキャラの違いを教えてもらう。姪に嵐出演バラエティ番組のツボだけをDVDにまとめてもらいたいなあと軽い気持ちで言ったら、姪の学校の成績を心配する姉(姪の母)から「この子はテストがあるんだから、そんな暇ないの!あんたは『ひみつのアラシちゃん』でも見てれば!?」と叱られる(そのわりに親切にも番組名を教えてくれるツンデレ姉)。姪よ、今はつらいだろうが、勉強がんばってくれたまえ。大人は楽しいぞ。




嵐5大ドームツアー写真集「ARASHI IS ALIVE!」(CD付)



[ 2008/09/10 14:39 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

「花より男子ファイナル」


「花より男子ファイナル」



 そろそろ映画館も空いているだろうということで近所のシネコンで「花より男子ファイナル」。
 たしか6月末からの公開だったと思うけど、いやはや、まだまだ人がたくさん入ってて驚いた。幼児連れから若い女子のグループ、カップル、おじさん、おばさままで、本当に老若男女さまざま。

 で、映画は見る前からなんとなく予感はビシバシしていたけど、お金をふんだんに掛けたお祭り映画。ラスベガス→香港→無人島と、いかにも「世界を股にかけてロケしてます!」というのを見ていたら、なんだか昔の東宝映画を見ている気分になった。“香港クレージー作戦”とか、“ハワイの若大将”とか。ここで大好きなクレージーや若大将を例えに出すのは失礼かなと思ったけど、予算があるから海外へ!という発想って、今どきの映画としてどうなんだろうか。

 まあ、アメリカのハイウェイや香港の路地とか透明感のある南の島の海とか、見ていて「キレイだなあ」と思うのは確かなんだけど、これは別に「花男」じゃなくたっていいかなと。
 テレビドラマの「花より男子」の最大の魅力って、主人公つくし(井上真央)と相手役である道明寺(松本潤)の掛け合いだと思う。それにF4メンバーが絡んでわーわー言ってるのが面白いんで。その会話のキャッチボールとかテンポの良さを映画でも私は見たかった。極端に言えば、世界なんか回らなくていいから、身近なところであのメンバーがワイワイやってるのを見た方が楽しい。
 この作品って、基本的にはラブコメだと私は思っていて、ハリウッドのスクリューボールコメディみたいなのをうっすら、ほんとにうっすら期待していたので(いや、そりゃあ、出来がどうこう語る映画じゃないのはわかってるけど)なんだかがっかりした。

 あと、細かいところで恐縮だが、無人島で道明寺がヒゲを剃るシーン。よーく見るとクレジットカードを割って、その切り口で剃っているように見えたけど、あれは原作を読んだ限りだと、無人島だからお金もカードも必要ないよっていうことであんな使い方をしているわけだよね?そのくだりをちゃんと説明しないと、金持ち坊ちゃんである道明寺がカードを捨てる覚悟が伝わらない。小さなことだけど、こういうの映画としてとても大事な部分だと思う。

 でも、私がブツブツ言ったところで、この映画は大ヒットして、映画会社や映画館や日本の映画界全体が潤っているんだろうから、これでいいんだろうな。いいの?いいのか?


[ 2008/09/03 15:10 ] 日本映画 | TB(0) | CM(0)
ブログ内検索
カテゴリー

カテゴリー 累計
全記事一覧
音楽 77
日本映画 80
香港・アジア映画 46
ヨーロッパ映画 32
アクション映画 37
コメディ映画 21
音楽映画 19
その他の映画 34
映画あ行 44
映画か行 41
映画さ行 47
映画た行 39
映画な行 13
映画は行 53
映画ま行 16
映画や行 5
取材 82
未分類 178
過去ログ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。