(オリジナル・サウンドトラック) アメリカン・ギャングスター オリジナル・サウンドトラック... 雑記の更新が滞ってますが、買取ラッシュ&確定申告もろもろで忙殺されてました・・・。
買取見積もりも溜まっているし(お待たせしているお客さますみません)、確定申告も終えてないというのに、梱包をせっせと終わらせ、レディースデイのシネコンに駆け込む。
以前見た予告編があまりにかっこよくて絶対に見るぞと決めていた「アメリカン・ギャングスター」。
これは面白い映画だった。文句なし。
ボロの出ない徹底した商売をする完璧主義のヤク密売・総元締め(デンゼル・ワシントン)と、賄賂などの不正を許さず融通の利かない正義感あふれる刑事(ラッセル・クロウ)の物語。
この2人の共通点はどちらもストイックにとことんやること。なあなあだったり、“ついつい”とか“うっかり”とか甘えは許さない。しかし、そこは人間社会。曖昧なところがなければ、敵を作ったり、大切な人に愛想を尽かされたりと、そうそううまくいくわけがない。
それでも信念を曲げず、現実にはなかなか出来ない生き様を見せてくれる男たちの姿にぐいぐい引き込まれた。
そんな2人が直接出会うのは、やっと映画も終盤に入ってから。それまでは、じれったいほどじっくりと2人を取り巻く環境を描いていく。監督(リドリー・スコット)のこの余裕がいい。早撮りで仕上げたとは思えないほどの余裕だ(笑)。
で、この2人、最初は反発しあっていたものの、似た者同士だからか(笑)お互いに協力して作業を進めることになるのだが、このあたりのいかにも盛り上がりそうなところに限って拍子抜けするほどあっさりと描く、監督の憎らしいほどのこの余裕(笑)。
本作を実際に見るまでは、3時間近い上映時間が長すぎるのでは?と思ったが、これは長くて正解。デンゼルとラッシーの共演をたっぷりと堪能して、かっこいい選曲にしびれまくりで、久しぶりにエンドクレジットの間はボーっとしていた。
が、それで終わらないのがリドリー・スコット。幸せな余韻はクレジット後のワンシーンで一気にぶち壊され一瞬で頭の中はパニック状態。何これ?どういう意味??
絶対にこんな終わり方の映画にはいつものように(?)ディレクターズ・カットが別にあるんだろうと確信しつつパンフを読んだら、監督自ら「本作はこの長さでいいと思う。ただ、ラストは8分カットしたよ」と!3時間弱も観客を翻弄しておいて、あっさり!(笑)
それから、ヒロインのライマリ・ナダルがあまりにもわかりやすい監督好みの女優で笑った。「ブレードランナー」のショーン・ヤングとか「エイリアン」のシガニー・ウィーヴァーとか、最近では「キングダム・オブ・ヘブン」のエヴァ・グリーンと似たタイプの面長美人。