へっぽこ店主の日々雑記 □□2006/12/31
 早いもので2006年ももう終わり。毎年恒例マイベストいきましょう。今年、劇場・映画祭・試写で見た映画35本(思ったより少ないな)の中からの10本です。例のごとく、偏った嗜好120%で選んでおりますので、DVDを借りる際の参考にはしないでください(笑)。

【2006年映画ベスト10】

1)「ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム」
  4時間弱の上映時間どっぷりディランを堪能。
2)「SPL/狼よ静かに死ね」
  ドニー・イェンに蹴られたい(嘘)。
3)「トム・ヤム・クン!」
  トニー・ジャーの関節技に釘付け。バキッ!
4)「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
  ジョニー・キャッシュの楽曲にしびれまくり。
5)「ブラック・ダリア」
  デ・パルママジックにめろめろ。好みの映画。
6)「父親たちの星条旗」
  淡々とクールなのに熱く繊細な戦争映画。
7)「トランスポーター2」
  前作よりも面白い。「3」も作ってほしい。
8)「007カジノ・ロワイヤル」
  骨太アクションを見せてくれた新生ボンドに拍手!
9)「マッチポイント」
  ウディ・アレンとジョナリスの幸福なコラボ。
10)「春が来れば」
  チェ・ミンシクの哀愁とラストの桜の美しさ。
次点)「ゆれる」
   日本映画もひとつぐらいはということで。

特別枠)「エレクション」「エレクション2」
    東京フィルメックスで。「1」の公開は2007年。

【2006年マイブーム】
 ジョニー・トー
 (蛇足だが、私と誕生日がいっしょ笑)
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホームボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
ボブ・ディラン マーティン・スコセッシ ジョーン・バエズ


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[未分類
へっぽこ店主の日々雑記 □□2006/12/25-26
 月曜、発送3件。週末はクリスマスまでに欲しいとのお客さまがいらっしゃったので休日返上で発送したのだが、無事にお届けできたかちょっと心配。
 夜、ビデオでボギーの「孤独な場所で」。スランプに陥った脚本家ボギーが、殺人事件に巻き込まれ、そのカッとしやすい性格ゆえに恋人からも疑われてしまうというミステリー。凶暴だったかと思えば、次の日にはやさしく朝食なんか作ってくれちゃったりして、やっぱりボギーはかっこいい。
孤独な場所で孤独な場所で
ハンフリー・ボガート


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 火曜、予約していた駅前の美容院へ。雨が激しかったので、バスに乗って行く。しかし、雨の渋滞でバスが30分も来なくて、待っているだけですでにずぶ濡れ(笑)。やっとのこと駅に着いて歩いていたら、暴風で傘が壊れる(爆)。もうこれ以上はないというくらい最低の格好で美容院のドアを開く。
 髪を切っているとき、隣の人と美容師さんの会話が面白かった。
美容師「私、茅ヶ崎出身なんですけど、家に自転車が1人1台あるって言ったら、みんなに変だって言われたんですよー。普通は家に1、2台だって」
客  「そうそう、ここ(茅ヶ崎)は自転車の数が異常ですよ。朝なんて自転車が集団でワーッと走ってきてびっくりしますもん。中国か!(笑)」
 嗚呼、自転車天国、茅ヶ崎。かくいう私も自転車愛好家。

 無事に散髪を終え外に出ると、ますます雨と風が激しくなっている。帰宅するまでに傘を2度もひっくり返され、すっかりボロボロに。もちろんせっかくセットしてもらった髪もボサボサ・・・。ひどい日だった。
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[DVD
12/20
 水曜、夜のシネコンで「007カジノ・ロワイヤル」。のっけから、サイケなタイトルバックで拍手喝采(心の中で)。

 さらにダニエル・クレイグ新ボンドのアクションが半端でなくテキパキしてるので、これまた拍手喝采(心の中で)。

 しかし、前半バーでボンドがカクテルを注文したときに「あれ?マティーニじゃないじゃん!」と疑問に思っていたら、ラストの決戦でドライマティーニをやっと注文。なるほど、ここから彼は007になったのだなと判る憎い演出に拍手喝采(心の中で)。後に「シェイクしますか?」というウェイターの質問に「こだわらない」と言うのも意外でよかった(歴代ボンドはシェイクすることにこだわる)。

 また、着用するジャケットの趣味まで女にあれこれ言われてしまう隙のあるボンドというのも新鮮(笑)。短気で喧嘩っ早く、慇懃無礼さに欠けるあたりも青臭い(笑)。
 この新人ボンドがこれからどのように、隙のないボンドに変貌するのか、早くも次作が楽しみ。歴代ボンドもだいたいみんな2作目で大化けしているような気がするし。


007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション(初回生産限定版)(2枚組)007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション(初回生産限定版)(2枚組)
ダニエル・クレイグ マーティン・キャンベル エヴァ・グリーン


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[映画館
へっぽこ店主の日々雑記 □□2006/12/19
 「墨攻」試写のため東京へ。松竹の試写室が満席で補助椅子も出る混雑ぶり。
 映画は、周りから見放されて援軍を望めない小国に、墨家と呼ばれる戦略アドバイザーのような人(アンディ・ラウ)がやってきて、城を砦を守ろうという話。
 墨家という人たち(思想集団?)の考えが面白い。敵味方問わず、助けを求められれば助ける。しかし、攻撃の仕方をアドバイスするのではなく、基本的に防衛方法を指南して戦いを終わらせ、ゆくゆくは世界の平和を目指すという壮大な思想(ちがったらごめん)。これを映画では“兼愛”と表現していた。
 で、墨家というのは助けの見返りを受けないのがポリシーなわけだが、この私情や馴れ合いを極力排除しようとする博愛主義、でも親しみを感じると同時にカリスマ性もあるみたいなところが、いかにもスターとしてのアンディ・ラウと重なって、かなりハマリ役(笑)。
 四方から攻め入る敵から砦を守るノウハウがわかりやすく描かれ、戦記ものが好きな人や「アラモ」みたいに追い詰められた状況で兵士たちが戦う映画が好きな私のような人間にはたまらない。
 これに加えて、アンディを慕う騎馬隊の女子も登場し、ラブストーリー的要素も少し含むので、みんなが楽しめる映画だと思う。とても面白かった。
The Making of 墨攻The Making of 墨攻
アンディ・ラウ


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[試写
へっぽこ店主の日々雑記 □□2006/12/17-18
 週末、シネコンで「王の男」。大道芸人たちの庶民的で下品すぎる(笑)ギャグが非常にわかりやすく、劇場内では、おじちゃんおばちゃんらしき人たちの笑い声が聞こえ微笑ましい。内容も老若男女みんなに理解しやすいもので、連続ものにしてNHKででも放送したらさぞかし面白かろうと思った(ほめてます念のため)。
 しかし、国を自由にしてわがままの限りを尽くす王という設定のわりに、宮廷自体があまり豪華でなく、王の権力のすごさが感じられない。また、卑しい芸人風情と強調されていたはずの身分の低い美青年が、馬に乗った途端、まるで偉いお侍さんのような堂々たる手綱さばきだったりして、詰めが甘く突っ込みたい部分がちらほらと(笑)。
王の男 スタンダード・エディション王の男 スタンダード・エディション
イ・ジュンギ イ・ジュンイク カム・ウソン


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 月曜、発送4件。夜にメルマガを発行したところ、ご注文をがんがんいただきうれしい悲鳴。どうもありがとうございます。
 夜、キャベツやアスパラなど野菜とソーセージをたっぷり煮込んだコンソメスープ。
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[映画館
へっぽこ店主の日々雑記 □□2006/12/13-15
 水曜、バタバタと梱包を済ませ、東京へ。ロバート・アルトマンの遺作「今宵、フィッツジェラルド劇場で」完成披露試写会。
 昔ながらのラジオの公開録音を丸々2時間描いた作品。ステージの裏表で交わされる出演者の音楽とお喋りで時間が流れていく。
 メリル・ストリープとかリンジー・ローハンとかケヴィン・クラインとか、いつもながら本当に豪華なスターが次々と登場するのだが、そこはアルトマン。周りの雑音も一緒に録ってしまうあの群像劇の中に紛れて、誰がスターだとかそんなことはどうでもよくなってしまうのだ。
 延々と流れ続ける音楽と、スターを贅沢に使った群像劇。まさにアルトマンが得意とする映画だなあと思った。こんなに監督らしい遺作を見ることができて幸せ。

 木曜・金曜と発送ほとんどなし。ご注文はぼちぼちあるものの、梱包するものがないと手持ち無沙汰。しかし、落ち込んでいる暇があったら新着をアップしようということで、せっせとメルマガ作成。それからコツコツと続けているチラシ入力も。
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[試写
へっぽこ店主の日々雑記 □□2006/12/10-11
 週末、隣町のシネコンで「ウィンター・ソング」。CMの感じだとラブストーリーにちょこっと歌が入った風に見えたが、のっけから本格的なミュージカルでうれしい驚き。パステルカラーの傘がパーッと広がって「シェルブールの雨傘」みたいにきれいだし、サーカス風のあたりは「ムーラン・ルージュ!」かフェリーニかというところ。
 で、映画監督(ジャッキー・チュン)が撮影にも主演女優との関係にも煮詰まって悩むので、ピーター・チャン版「81/2」か!とも思ったが、ストーリーが進むにつれてドロドロした愛憎劇に。
 でも、この映画がうまいのは、あまりにもドロドロして「うわあ」と思う寸前で、歌に切り替わること(笑)。登場人物は皆、現実では素直になれないが、劇中劇の歌で本音を出す。それはつまり、現実世界よりも「映画が真実」というメッセージと私には思えたし、感情の激しさがそのまま歌の迫力になっていて圧倒された。
 香港映画でいきなり歌い出したらもれなくコメディに見えそうなものだけど(笑)、これは劇中劇(撮影中の映画)で歌うという形をとっていることにも感心した。劇中劇と現実の境目が危ういところがいい。
ウィンター・ソングウィンター・ソング
金城武 ピーター・チャン ジョウ・シュン


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ムーラン・ルージュムーラン・ルージュ
ニコール・キッドマン バズ・ラーマン ユアン・マクレガー


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 月曜、発送3件。梱包の後はずっとチラシ入力。ああすっかりチラシストアのオープンが延び延びになってしまった・・・。まだかかりそう。
 夜、ビデオで「アルフィー」ジュード・ロウ版。マイケル・ケインの代わりを務めるのはほんとジュード以外には考えられない絶妙なキャスティング。タイトルバックとかもポップですごくかわいい。カメラに向かってずっと主人公が語りかけるのもオリジナルと同じ。でも舞台がニューヨークなのね。主題歌は新しいのにしたんだなあと思って見ていたら、最後の最後でオリジナルのを使ってくれてうれしかった。
アルフィー スペシャル・コレクターズ・エディションアルフィー スペシャル・コレクターズ・エディション
まるたまり 霧島恭子 ジュード・ロウ


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アルフィー (1966)アルフィー (1966)
マイケル・ケイン ルイス・ギルバート シェリー・ウィンタース


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[映画館
へっぽこ店主の日々雑記 □□2006/12/04-06
 月曜、発送4件。その後、やっと先日取材したレオン・カーファイのテープ起こしに取り掛かる(遅い)。夜まで。

 火曜、発送1件。午前中に梱包を終え、午後から昨日の続きで原稿書き。何度か書き直し、夜になってようやくメール送信。「エレクション」の公開は来年なのでレポートのアップも来年です(笑)。

 水曜、朝から梱包。ちゃちゃちゃっと準備をして、近所のシネコンへ。今週で上映終了の「父親たちの星条旗」を見る。
 まず思ったのは、とても五感を大切にした感覚的な戦争映画だなあということ。うまく言えないけど、ケーキにかけられたストロベリーソースが血のイメージに繋がって回想シーンが挿入されるとか、フラッシュバックが自然でよかった。
 でも、元々は主人公である兵士の子どもが父の戦友に話を聞くという設定なので、回想シーンの中の回想ということになる。この一見ややこしい話が自然に見えるのは、音を聞いて匂いを嗅いで何かを触って過去を思い出すというような感覚がうまく使われているからだと思う。同じように五感を大切にした戦争映画ということで、ジョージ・ロイ・ヒルの「スローターハウス5」を思い出した。
 あと、どこかで聴いたような音楽だなあと思ったら、今回も監督自ら音楽担当で、やってることはジョン・カーペンターと同じなのに何が違うのかと(作風)。
父親たちの星条旗 (特別版)父親たちの星条旗 (特別版)
ライアン・フィリップ クリント・イーストウッド ジェシー・ブラッドフォード


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スローターハウス5スローターハウス5
マイケル・サックス


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[映画館
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