
これからジェイ王子と呼ぶことにします
朝から電車で渋谷。「カンフー・ダンク!」ジェイ・チョウの単独インタビュー取材。
ホテルの部屋へ入るなり映画会社の方から「時間が押してます」との報告。「前の取材が長引いてるんですか?」と聞けば「いえ、起きれなかったようで・・・」と(笑)。 なんでも前日のジャパンプレミアが楽しすぎて疲れてしまったようだとか何とか。起きれないジェイ・チョウ・・・なんか、かわいい(笑)。
お疲れのようだからあまり機嫌がよくないかも・・・と、担当の方たちと心配しつつ待機。で、目の前に現れたジェイは、にっこり笑顔でほんとに自然体。スーパースターであんなにすごいアルバム作る天才のはずなのに、ものすごくフツーっぽくて、なんだか和むんですけど!
そう、その時までは舞台挨拶や記者会見で見てきたように、天才なのにフツーっぽい、ちょっとシャイな兄ちゃんのように見えてたのだ。私の目には。
しかーし、ジェイがソファに腰を下ろし、ゆったりと足を組み替えた途端、あれ?あれれ?ジェイから不思議なオーラが出てますよ!?こちらをまっすぐにじーっと見て目をそらさず、その目がどことなく慈愛に満ちているように見える・・・。で、余裕しゃくしゃくで「どんな質問でもOKだよ?」と言わんばかりの堂々たる存在感。
誰ですか?この方をシャイだなんて言ったのは!(笑)とても杉本彩やほしのあきを前に照れてうつむいていた人には見えないんですけど!(シャイなのは美女限定か?笑)スクリーンで見るより、舞台の下から見るより、目の前にいるご本人がいちばんかっこいいんですけど!
こういう人いるよなあ、なんて言うんだっけ?と、質問を進めつつ考えていた私の頭にひとつの単語が浮かんだ。
そうだ!「
王子」だ!!
私、人に対して「王子」という言葉を使ったのはじめてです(笑)。念のため言っておきますが、この「王子」って、いわゆる「銀幕の貴公子」とか「ポップス界のプリンス」とか、そういう意味の「王子」じゃなくて、本物の王子。例えば、英国留学を終えて戻ったアラブの小国の王子とか、そういう感じ。なんていうか、「アラビアのロレンス」のアレック・ギネスみたいな爽やかさと気品とふてぶてしさを兼ね備えた王子。
最後にMovieWalker読者プレゼント用のプレスにサインをしてもらった時、ソファの肘掛にひょいっと腰掛ける姿がまた決まっていて見とれてしまった。でも、渡したペイントマーカーのインクが出にくくて、こちらで調整しようと手を差し伸べるも、「大丈夫!」とばかりにややムキになって自らマーカーをカチャカチャ振って試し書きしている様子が微笑ましいやら申し訳ないやら・・・。
そうそう、取材後にジェイ初監督映画「言えない秘密」を試写で見たんだけど(中国語版は見ていたけど日本語字幕つきははじめて)、これも音楽同様、ジェイのクラシック趣味とノスタルジー溢れるすばらしい映画でびっくり。いや、ほんと、この人、天才。
今回は「カンフー・ダンク!」の取材だったけど、もし、もしも次回があるなら、今度は映画作家としてのジェイに話を聞いてみたい。