
レッドクリフ
ありがたいことに取材やご注文やらあれこれで忙しく、朝からバタバタ。夕方、発送の荷物を抱えて郵便局へ。
そのまま電車で渋谷。待ちに待った「レッドクリフ」完成披露試写。
大好きなジョン・ウー監督が「三国志」を撮るというのでずっと前から楽しみにしていた作品のひとつ。チョウ・ユンファが降板したというニュースもあってがっかりしたり、でもジョン・ウー自ら10億円の私財を投入したとか、もうエピソードには事欠かない大作。なんといっても、ジョン・ウー久々の中国(香港)映画。うれしくないわけがない。
で、上映時間2時間半弱ですよ。長いな〜って思うでしょ?私もそう思っていた。でもね、最初から面白すぎて興奮しまくりで見ていたら、スクリーンに“後半に続く!”の文字が・・・。
あれ?インターミッション入るんだ?と思って、そのままじーっと画面を見ていたらエンドロール。え!もう終わり!?2時間半過ぎちゃったの!?まだ半分しか経ってないと思ってた!と、まさにそんな感じ。まったく長さ感じない。ていうか、これから敵陣に出撃!というところで終わるので、一刻も早く後編が見たくて仕方ないんですけど(ちなみに前編は11月、後編は来年春公開らしい)。
それくらい、手に汗握り、終始わくわくドキドキで、次から次へと披露される華麗な戦術とアクションに興奮しっぱなしの「レッドクリフ」。いやー、ジョン・ウー最高。ブラボー。「ペイチェック」でちょっとがっかりしたのを謝ります。もう私、ジョン・ウーに一生付いていく。
ジョン・ウーといえば鳩。鳩といえばジョン・ウー。ええ、今回も無理やりしっかりと登場します。ほんの少しトレードマーク的に飛ばせるだけかと思ったら、かなり重要な役割を担うっぽい鳩たち(笑)。ああ、鳩たちの行く末が気になる!早く後編が見たい!(こればっかり)
役者さんたちもバッチリすべて最高。特にトニー・レオン。あんなに勇ましいトニーを見たのは初めて(笑)。かといって勇ましいだけじゃなく、奥さんを大事にしていたり、琴を奏でたり、まあ本当にどこをとっても完璧な司令官。でね、やっぱり画面上での存在感がダントツ。すっと画面に現れて、すっと場の空気をもっていく。不思議な役者だなあと改めて思った。
あと、金城武の孔明が面白かった。兵士たちが重い鎧を着て殺し合いの戦いをしているのを、上から扇子あおいで見てるだけ(笑)。すごい慇懃無礼だし(笑)。それを演じている本人が実に楽しそうなの。
他の出演者もみんな見せ場をしっかり作ってあって、それはもう、70年代ハリウッドのオールスターキャスト映画みたいな豪華な作り。会見で金城さんも言っていたけど、個々のキャラが登場するたびにスクリーンに向かって拍手を送りたくなる。
それから先にも書いたけど、繰り出される戦術がいちいちわかりやすく撮られていて、上から横から内部からカメラが縦横無尽に動くから、兵の配置とかがよく理解できて楽しめた。そんなディテールに、ジョン・ウー独特の男と男の友情とか信頼とかもしっかり描かれていて、ほんと久々にジョン・ウー節を満喫。
序章である前半だけでこれだから、後半はどんだけ面白いんだ!?と期待せずにはいられない。聞くところによると、ただ今後半は編集中らしい。日本での来年春の公開予定もあるようだし、何事もなければ(何事って何?)続きを見られるみたい。ほっ。
01,
2008







